管理人が徒然なるままに語るDBZ劇場版感想のペェジです。
例によって独断と偏見満載で毒っ気ありありです故、免疫のない方は回れ右でどうぞ☆
世迷い言オッケー、むしろどんとこい!という猛者はどうぞご覧下さい^^
※完全ネタばれにつき、内容を知りたくないという方はご注意ください。
まあ、どっちかというと自分の感想メインなので見てない人には何のことやら、って感じですけどね^^;
●劇場版DBZ第1作 副題:オラの悟飯を返せ! 1989年7月公開


●劇場版DBZ第2作「この世で一番強いヤツ」 1990年3月公開

実はこれ、私が初めて見に行ったDBZの映画なので結構思い入れがあります。
レビューを書くにあたり16年ぶり(!)にビデオ借りて見て……うん、やっぱ好きだなぁと改めて思いました。
この頃はまだ王子がいないので本当に素直に楽しんで見ていた記憶があります。
内容は、大昔に死んだと思われていた悪の天才科学者Dr.ウィローがドラゴンボールの力で復活し、この世で一番強い男=孫悟空の肉体を乗っ取って復活しようと企むというお話。
冒頭でのピコさん登場シーンは素直に喜んでた気が。やっぱりこの頃はピコさん好きでしたね、私。
敵に見つかってボコられる悟飯を助けるのもお約束v 「悟飯、こんなところで何をしている」……うーん、保護者だなぁ。ステキv しかしその直後、ピコさんに何者かが襲いかかり、彼は姿を消してしまいます。「ピッコロさんどこいっちゃったんだろう……」と始終気にしてる悟飯はカワイイ。やっぱりこの二人はこうでないとな、と思います。
実際この頃の悟飯のピコさん好き好きオーラは凄いです(笑) かの有名な挿入歌「ピッコロさんだ〜いすきv」もこの映画が初出。もぅ大好きですこのラブラブ師弟め(笑)
所変わってカメハウス。しかし何でブルマはこの時ずっとカメハウスにいるんでしょ。遊びに来てただけなのか……謎だ。
さて、この世で一番強い男を探すDr.ウィローの手先によって、最初は亀仙人のじっちゃんがブルマを人質に取られて連れていかれてしまいます。結局敵には敵わずボロボロにされてしまいますが、じっちゃんの活躍が見られる貴重なお話かも。
ああでもじっちゃんの声聴いてっとちょっと切なくなるなぁ。宮内さん、本当にぴったりな役柄でした。合掌。
ウーロンから事の次第を聞いた悟空が、じっちゃんとブルマを探して敵の本拠地に乗り込みます。
この頃の悟空は既に界王様んとこでの修行を終えた後らしいので界王拳&元気玉習得済み。うん、改めて見ると素直にかっこいいと思いますね。王子がいなければ(笑)
そういえば、やっぱりこの頃の悟空のかけ声って素直に「界王拳3倍(ばい)だぁー!!」って発音してますよね。こっちのほうが聴きやすいのになぁ……後期になると、野沢さんやたらと訛りを強調した発音になっちゃってて「戦い」を「たたけぇ」とか言ったり「10倍(じゅうべえ)かめはめ波ー!!」とか言ってましたもんね。GT見てて「うーん、こんなに意識的に訛ってたっけ?」と首を傾げてたんですが。
何でだろ。演出だったのかな? ああまでしつこいとかえって耳についちゃって気になったなぁ。
閑話休題。さて、悟空が襲ってくる手先を倒しながら奥へと進むうち、追ってきた悟飯とクリリンも合流。Dr.ウィローが鎮座する場所へたどりつきますが……そこで現れたのが何と敵に操られたピッコロ!
ここで悟空vsピッコロの因縁対決が始まります。ここは子供心に結構燃えてた気がするなあ。「やめろー! ピッコロさんを元に戻せー!!」と必死な悟飯。「ピッコロさんは、悪い人なんかじゃないよう…!」ああ、可愛いなぁキミは。やっぱりそうでなくっちゃ。
何とか止めようとする悟飯にも攻撃しようとするピッコロ。しかし気功派を撃とうとする寸前、一瞬彼の本来の心がそれを押し留めます。ああいいシーンだここ。ほんの一瞬だけど好きなとこだよ。
で、「みんな…おまえが悪いんだー!!」と怒りを爆発させた悟飯の衝撃波が敵に直撃し、その余波で洗脳装置が壊れ、ピコさん元に戻ります。よかったよかった。
「ピッコロ!」「…孫!」「ピッコロさん!」「悟飯…!」あああ好きだなぁこのシーン。やっぱピコさんの悟空の呼び方は「孫!」が一番しっくりきます。
そしてとうとうDr.ウィローが正体を現し、悟空たちに襲いかかります。悟空とじっちゃんとクリリンの合同かめはめ波も効かず、悟飯たちも立ち向かいますが敵は強く、次々に倒されてしまいます。ここで敵に弾き飛ばされた悟飯をしっかり受け止めるピコさんがステキ! かっこいい! しかも気絶した悟飯をそっと物陰に寝かせるあたりがもう、愛だよ愛。ステキだ。
「体のもつ限りやってやる!」と界王拳3倍で挑む悟空。…ん? ちょっと待て。てことは、こんな奴とあの時の王子が同じくらいの強さってことか?!! …なんかものすげえ納得いかないんですが。いくらその時のシリーズの強さに合わせた敵だからってなぁ…(ブツブツ
…ちょいと脱線。界王拳4倍かめはめ波でDr.ウィローを吹っとばし、悟空は元気玉で勝負に出ます。敵は地球もろとも悟空たちを吹き飛ばそうとします。(こればっかやな)
そこで敵を食い止めるため、悟飯とピコさんの合同攻撃! 「全力で食い止めるぞ!」「はい!」…いいねーここ! 二人の絆が感じられて好きです。
そして我も続かんと飛び出したクリリンのお約束「何でオレだけ……」が炸裂!(笑) これってこの作品からだったんだー! すっかり忘れてた。てっきり「100億パワーの戦士たち」が初出かと思ってた。
そして地球中から集めた元気で元気玉が完成! 「地球のみんな……ありがとう! 飛んでいけーーー!!!」と放った元気玉がDr.ウィローに直撃!! 敵は木っ端微塵になって宇宙の塵となりました。
ラストシーンもいいですね。戦いを終えた後、一人立ち去ろうとするピコさんに「ピッコロ! …やったな」と悟空。「…悟飯が…よくやった」とピコさん。嬉しそうな悟飯。いいなぁ、こういうやりとり大好きだ。
今でこそ王子オンリーLoveなワシですが、この頃はほんとに結構素直に楽しんで見られてたなぁという思い出がありますね。ピコさんと悟飯の師弟関係も好きだし。悟空は素直にかっこいいし。
超久しぶりにビデオを見返して、当時見た記憶が殆どそのままだったことにびっくり。よっぽど一生懸命見てたんだなぁと実感^^ 軽く触れるつもりがえらい長くなっちゃったし。
初期劇場版では好きな作品のひとつですね。
DBキャラはオリジナルも殆ど食べ物から名前を取ってることは有名ですが、これもそうです。
今回の敵キャラの名前はウィロー、コーチン、キシーメ、ミソカッツン、エビフリャー(←まんますぎ…笑)。
これはT山氏が愛知の出身だからってことで名古屋名産物シリーズになったらしいですね。スタッフが何かでそう言ってるの見た。
エンディングテーマは「戦(I・KU・SA)」。劇場版の主題歌にしては珍しくしっとり系のいい歌です。ヒット曲集に収録されてたのを繰り返し聴いてた覚えがあります。カラオケ(J○Yのみ)にも入ってるんでよく歌うお気に入りの1つです。


●劇場版DBZ第3作「地球まるごと超決戦」 1990年7月公開

今もファンの間で根強い人気を誇る鬼畜キャラ(笑)ターレスさん登場作品です☆
が、これが公開された当時は既にTVシリーズもナメック星編佳境に入りつつある頃で、私は既に王子しか眼中になかったらしく実はほっとんど記憶に残ってませんでした(苦笑) 勿論リアルタイムで初日に劇場に見には行きましたよ。
同時公開作品は同じ鳥山作品の「Pink」と「剣之介さま」で、「鳥山明 THE WORLD」と題された公開タイトルは作者本人も恥ずかしかったそうな。
DBの人気もうなぎ上りに上昇し、不動の地位を固めつつあった頃ですね。内容はというと、宇宙を荒らし回っていたサイヤ人の生き残り・ターレス率いる宇宙の破壊屋(クラッシャー)軍団が、その実を食べると飛躍的にパワーアップする、神しか食べることの許されないという神精樹を地球に植付け、悟空たちと戦うお話。
今回改めてみて「うん、面白いな」と思いますた。つーか何ですか、ターレスさんのヒールっぷりとあの頭のよさそうな喋り方は!(笑) 野沢さん、グッジョブ! 多くの人がターレスLoveになるのもわかりますね。三白眼じゃないので顔の作りは悟空とそっくり同じで、まんま色違いの悟空って感じですがマジで鬼畜全開なキャラはある意味美味しいかも(笑)
60分という比較的長めな話で、ピッコロ、クリリンは勿論のこと、天津飯・ヤムチャ・餃子ら地球戦士最初で最後の総出演作^^(銀河ギリギリ〜では餃子はいなかったよね、確か)
ヤムチャはこの頃から結構酷い扱い受けてたんだなぁ^^; 何もそんなにヘタレにせんでも、と思っちゃった。
冒頭で悟飯がクリリンやブルマたちとキャンプしてますが、夏休み公開の作品はこういう描写が多いですね。ほのぼのしてて結構好きです。それから、山火事のシーンで劇場版のマスコットキャラ・ハイヤードラゴン初登場。改めてみると意外とカワイイね。悟飯に懐いたハイヤードラゴンはパオズ山までやってきますが、山に返せとチチに言われてしょんぼりな悟飯。そこを悟空がこっそり飼えるよう取り計らいます。お、珍しく父親やってんじゃん、とか思っちゃった^^
さて、ターレスたちが植え付けた神精樹はあっというまに成長し、地球に根付いてしまいます。界王様から事の次第を聞いた悟空たちは、神精樹のために刻一刻と砂漠化していく地球を何とかしようと奮闘するも、次々と倒されてしまいます。一方ターレスは妙に悟飯を気に入ったらしくしきりに一緒にこないかと誘いをかけてます(笑)
「サイヤ人ならサイヤ人らしい生き方をしろ……それとも、ここで死ぬか?」と悟飯を締め上げるターレス。そしてそこに期待を裏切らず颯爽とピコさん登場!(カッコイイ!)
「悟飯から手を離せ」「丁重にお断りする」……なんかいいなぁこの返し^^
ピコさんを退け、それでもまだ悟飯にご執心のターレスは「もっともサイヤ人らしい力の使い方を教えてやろう」(だったかな?)とパワーボールを出現させ、悟飯を大猿に変身させます。ん? 悟飯の尻尾ってまたいきなり生えたんか。最初はなかったもんな。
そしてお約束の「はじけて まざれっ!!」。なんかいいいよねこの台詞^^
大猿化した悟飯は手当たり次第に暴れだし、悟空をひっつかんで握りつぶそうとします。が、ハイヤードラゴンの必死の懇願によりおとなしくなる悟飯。ってアンタ、父親よりもペットとの思い出の方が上かい(苦笑)
ハイヤードラゴンを攻撃したターレスに激怒して襲いかかる悟飯。「所詮裏切り者のカカロットの息子を連れて行こうとしたオレが、柄にもなく甘かったのだ!」とあっさり掌返して攻撃するターレス。間一髪、悟空が尻尾を切って悟飯は元に戻ります。「おとうさん……地球を守って……」と気を失う悟飯に「地球はわかんねえけど……おめえだけはオラが絶対に守ってみせる!」と悟空。お、またもや父親らしい台詞。少ないけどいいですね、こういうの。
さて、本気を出した悟空とターレスの一騎打ち開始。「オラ、子供の頃に頭打ってよかったと思ってるぞ! おめえみたいにならなくて済んだからな!!」と怒り爆発の悟空。この時の界王拳は10倍までかな? こうして見てるとカッコイイですね、界王拳の描写って。怒涛の攻撃に劣勢に傾いたターレスは、神精樹の実をひとつ食った途端異様にパワーアップして悟空を叩き伏せます。
「ちっ……所詮は下級戦士、無様なもんだ。……だがこのオレは違うぞ」といちいち台詞が鬼畜ですターレスさん(笑)
悟空は仲間のテレパシー(笑・だってそうだもん)で目を覚まし、元気玉を作ろうとします。その間、ピコさんたちが時間を稼ぎますがあっさりやられてしまいます。
元気玉を完成させるも、神精樹のためにパワー不足の元気玉では太刀打ちできず。もうダメかと思われたその時、悟空は神精樹から集めたパワーで超元気玉を完成させ、ターレスを辛くも撃破!
神精樹が吸い取った地球のエネルギーはすべて元通り地球へと還元されていきましたとさ。
この作品の見所といえばやっぱりターレスの鬼畜っぷりにつきるでしょーな^^ 面白いよあのキャラ。同人界で根強い人気があるのもわかります。
しかし一人三役かぁ。やっぱすげぇや野沢さん。脚本のK山いわく、殆どのシーンを同時進行で収録してたらしいっス。すげー(@_@)
こうして十数年ぶりに見ても全然遜色ない出来の作品って結構すごいよね。見応えありました。
今回の敵キャラネーミングはナッツ類シリーズですな。ターレスはサイヤ人だから別として、部下の名前がアモンド、カカオ、ダイーズ、レズン、ラカセイ。元はアーモンド、カカオ(まんま)、大豆、レーズン、落花生(ピーナッツ)から。豆類というか、酒のつまみネタというか。
エンディングテーマは「まるごと」。ノリのいいポップな曲です。当時のヒット曲集の雰囲気の流れを汲んでたのかな。これもカラオケ入ってるけど激ムズです…おれにはむりだ。一応デュエット曲だしな。


●劇場版DBZ第4作「超サイヤ人だ孫悟空」 1991年3月公開


●劇場版DBZ第5作「とびっきりの最強対最強」 1991年7月公開


●劇場版DBZ第6作「激突!! 100億パワーの戦士たち」 1992年3月7日公開





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